C# のことを書くと最初にいいながら、CGI の話が多いなぁ、と思いつつ。
Cookie を複数投げたいときに、僕はなんの疑問もなく Set-Cookie ヘッダを複数行投げていたのですが、よくよく考えるとおかしい。HTTP Header はそんなものじゃないはずです。
で、調べてみていたら、とほほさんのページに「複数の Cookie は仕様的には一つの Set-Cookie ヘッダで送れるはずだがブラウザの対応がダメダメなので複数行書くように」という趣旨のお言葉が。ふ〜む。なるほど。
でも、最近の Mozilla とか Opera とか、かなり標準に準拠してきている IE6 とかでどうなっているのかが気になるところ。今度実験してみよう。
無引数の return が、コンテキストによって undef と () を切り替えて返すなんて、「Perl クックブック」を読むまで僕は知りませんでした。perldoc -f return
すれば書いてあることなのですが〜。
そんなわけで、Perl クックブック、お勧めです。
小川先生の新刊がこっそり並べてあったのを発見。ハルキ文庫はノーチェックでした。ちなみに、1とは未だに遭遇できていません(汗)。
話の内容的には2巻から読んでもほとんど問題ありませんでした。何せ1から百年単位で時間が経っているみたいですし(爆)。コールドスリープしながら未発達な異星文明を監視し、時には導くお仕事をしている人たちのお話です。いわゆるライトノベルズ作家と蔑称されるような方がこういうテーマで書くと、どうにも重みのない(倫理観的にも、歴史書としても)作品になるのでしょうが、小川先生だとある程度は安心して読めます。
この「安心して読めるかどうか」というのは結構読了感に影響するものかもしれませんね(^^;本当に正しい知識なのかはともかく、正しいことを書いていそうだと思わせる事は大切です。いろいろと人ごとではないので(^^;10%の事実と10%のはったりと80%の大嘘で、いかに嘘っぽく感じさせないか。う〜ん、難しい。
あ、作品の内容について語らねば。まぁ、表向きは異星文明を監視するというネタでやればこんな感じで展開するかなぁ、というストーリー展開ですね。ただ、裏でいろいろ仕込まれている伏線がこれからどう効いていくのかが楽しみです。小川先生の作品は割と伏線がわかりやすくストレートなのですが、今回はどうなることでしょう。
はじめは異星文明を正しく導くという理想に燃えた主人公(と目的人格1人)が、自分の意に反していがみ合い、殺し合い、愚かな行動をとり続ける異星人たちの姿を見て、失望を深めていく、そして、ささいなきっかけから異星人たちからは神とあがめられて……、その徐々に進んでいく変化が最終的にはどこに行くのか、次の巻が楽しみです。