とあるメーリングリストのオフ会がありました。お蕎麦屋さんに行ったり、お寺に行ったり、喫茶店に2件行ったり、楽しかったです。アッサムティーがとてもおいしゅうございました。まる。
しかし、みんなそれぞれ優秀な方々で刺激されます。ああいう集団はいいですね。10:30 集合で、結局 16:30 くらいまでいろいろやっていました。
帰りに昨日眠くてより損ねた理髪店に散髪へ。いつも通りの長さに切ってもらいました。この髪で人前に出るといつも驚かれるんですが……。定期的にこの長さになっているのになぁ。
BlockSorting 法という名前はちらほらと聞いていたのですが、実際どういうものかは分かっていなかったのでちょっと調べてみました。 やまざきさんの「データ圧縮の基礎」とか、DOさんの解説とかがとてもためになります。
理解した範囲だと、要するに、後ろに同じようなものが続く文字を近くにまとめると結果的に同じような文字がまとまるので圧縮しやすくなるというのが主な利点のようです。この方法の偉いところは、同じような文字をまとめる可逆変換を、1つの数値(文字列の長さ n 以下の整数)を付加するだけで実現したということでしょう。後段に RLE をかますだけでかなりの圧縮率を期待できます。
ただ、途中のソートするというところで計算量が爆発するので、そこをいかに近似アルゴリズムで逃げるかがポイントな模様。大まかにソートできればいいんだから、適当でもよさげ。ただ、可逆性を保つにはいろいろ大変そうですが。
また、ここで紹介されている今期待されている圧縮アルゴリズムには PPM 法というのもあるらしいですね〜。ここでの説明では、現在の文字によって頻度表を切り替えるエントロピー圧縮という話でしたが、それってどこかで聞いたことがあるような……。n 文字ハフマン圧縮と混同しているかしらん。なんだか、似たような話は他にあったような気がとてもしているんですけど……。n 文字ハフマンとの決定的な違いは、変換している最中に常に状態をもっているということ、ですね。……本当かなぁ。状態を持って頻度表を切り替えるっていう話、普通に聞いたことがある気が…………う〜む。
デルフィニア戦記につい数ヶ月前にはまった身としては、抑えておかないといけない一品。などといいつつ、買ってから読むまでに数週間かかってるんですが(^^;
デル戦の続編と思って読んでも構わない作品(微妙な表現だ……)だそうで。ウォルとリィのペアが好きだった身としては、片割れだけではいまいち面白みが書けるのですが……。まぁ、シェラもいるからいいか。
中世風の世界設定からうって変わってSFな未来世界です。お約束の超光速エンジンもありまして、どうやらそれが物語の根幹に関わってきそうな雰囲気。
しかし、超光速エンジンの企業独占ネタでは神代先生の「JAC ザ・ソーサラー」を読んだばかりですし、昔の超光速航法という設定の「門」に付いては荻野目先生の「野望円舞曲」でさんざん読んだばかりなので、なんだかなぁ、という気分も。よくある設定ではあるんですけどね〜(^^;
まぁ、とりあえずは上辺の物語の筋を見るのではなく、各キャラクターの魅力あふれる姿を楽しむことが吉でしょう。デル戦から引き継がれている、異なる価値観を持った人間が世界に対してどういう目で見るのか、というテーマに関しては、今回も調子よく出てきています。中世人たるシェラが未来世界に対してずばずばと自分の価値観で感想を述べていく姿は茅田さんらしい書き口ですね。
便宜上2つに分けてみました。
2巻の前半半分近くが、1巻の挿話というのは流石にどうか、とも思ったりしたのですが、これから物語から置いて行かれそうなアーサー父にちゃんとしたけじめを付けるには必要な話だったのでしょう。そうじゃないと、ダン父と同じくただの物わかりの悪い「大人」という扱いで終わってしまいますので……。
しかし、このシリーズになってから、ほとんどまともな妙齢の女性は出てきませんね。母親(×2)か、姉か、分からず屋の医師か……。う〜む、やはり女性向け小説なのだろうか(汗)主人公ご一同がこう、「狙ってください」と言わんばかりのキャラ配置ですし……。最近の流行なんでしょうかねぇ。
とりあえず、ダン父の今後の丸くなり方に期待しつつ、次巻を待ちます。
ロケットガールズの3巻目です。99年夏の本なので、もう3年前の本ですか。リアルタイムで買って読んでいたんですけど、読む本が無くなったので電車の中で読み返してみました。
……いやぁ、面白いですね〜。ほとんど内容を忘れていたので、新鮮な気持ちで楽しめました(笑)。笹本先生の「彗星狩り」と同じようなドキドキ感が素晴らしいです。どこかの書評で、都合良くフランス娘がリタイヤ云々というものがあったのですが、物語の流れとしてはそれほど不自然でも無かったような。
「彗星狩り」ほどのお勧めではありませんが、「アポロ13」に感動を感じた人で、ギャルギャルしていても抵抗のない人であれば、お勧めの1冊です。適当に想像だけで書いた月飛行ではなく、ちゃんと専門家がシミュレーションしたものだそうですので、こんな無茶も理論的には出来るんだ、と勇気づけられます(笑)。