大学のサークル関係の因縁(?)で、女性向け声優イベントの手伝いをやってきました。朝9時集合の夜9時解散、実に12時間労働です。その割には賃金は…(もにょもにょもにょ)円で、時給になおすとファーストフードの高校生の時給すら余裕で切っている勢いというかなんというか。まぁ、あそこには学園祭でお世話になったので、その分を体で返すつもりで働いてきただけなのですが。
しかし、やっている最中は淡々と事務的にこなしていっただけでしたが、冷静に考えてみると一日に500人もの女性の鞄の中を覗くなんていう経験、これから先はしないでしょうね……。ただ、カメラチェックの作業中に何にもやましい気分を感じなかったのは、きっと、半分くらいの方々の鞄の中に、アニメイトの青い袋が見えていたからかもしれず……。
今日した貴重な経験としては、カメラチェックの他に、入り待ち、出待ちの女性ファンの姿というのをまじまじと見れたこともあります。特に出待ちのすごさといったら……。人があまり居ない場所とタイミングを狙って外に出たはずなのに、目ざとい数名が黄色い声を上げた次の瞬間には周りからわらわらと集まってきて、きゃーきゃーと喜んでいらっしゃいます。ただ、意外とこちらがお願いしたことに対しては素直に従ってもらえるので、その点では助かりました。まぁ、ファン層によっても違うのでしょうけど……。いやはや、同人誌即売会での殿方の猪ぶりと比べたらずっと楽でした。目の前に3歩でも走れる空間があると走り始めるあの方々はなんとかならないものか……。