というわけで、菅宗光脚本の最初のゲーム「恋姫」の Win 版をクリアいたしました。なんだか、ここ数日遊んでばっかです（汗）。分岐も浅く、短めのお話で良かった……。
「ビ・ヨンド」と「うたわれるもの」に比べたらずっと「普通」のお話でしたね。でも、コメディタッチのキャラ達の掛け合いの中には確実に菅さんらしさが見えました。選択肢で遊ぶ所なんて「ビ・ヨンド」に引き継がれているところです。しかも、何げに選択肢によってシーンの展開が全然違っていたりして、手を抜いていないなぁ、と感心しました。全部確かめる根性はなかったんですが（＾＾；
エンディング付近でチップキャラでの遊びがあるんですが、あれって DOS 版からあったんでしょうか。途中の戦闘といい、所々にまれに入るムービー（？）といい、やっぱり愛がこもっている作品でした。古き良き、という感じですよね〜。総当たり選択は今時のゲームに慣れているとちょっぴり辛かったですが（＾＾；というか、総当たりさせるんだったら、直前の選択行動の記憶くらいはして欲しい……（ＴＴ）
要望といえば、あとはフルスクリーン以外で起動させて欲しいし、任意位置でセーブさせて欲しかったです……。任意セーブはエンジンに AI5 を使っている以上無理かなぁ。あのスクリプトエンジンのソースを以前見たことがありますが、酷い出来ですからね……（汗）というか、Win 版のソースに半角カナのコメントがあるのは勘弁してほしかったです（＾＾；DOS 版のエンジンをコピペしてきているんでしょうが〜。
ちなみに、WindowsXP では OS チェックに引っかかってインストールに失敗するのですが、おそらく互換モードで起動すれば大丈夫です。僕は無理矢理 CD の中身をコピーしてきた後に、次のようにレジストリをいじって起動しました。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\elf\KOIHIME\1.0] "InstallDir"="C:\Program Files\KOIHIME" "InstallExe"="C:\Program Files\KOIHIME\AI5WIN.EXE"