2003年06月03日

_ [game] Half-Life 2 デモ

Game Watch の3Dゲームファンのための「Half-Life 2」エンジン講座(後編)という記事に E3 で上映されていた Half-Life 2 という 3D ゲームのデモが特集されていますが、ここにおいてあるムービーを見ると、個人用PCでもここまでできるようになったんだ、と感慨深いものがあります。

グラフィックの計算も驚きますが、むしろ物理シミュレーションの方で驚嘆しました。メタルなんたら2でも酒瓶が並んでいる所を撃つと割れた瓶がもたれ合ったりという物理シミュレーションっぽいことを行っていて感心していたんですが、最先端ではその物理シミュレーションがゲームの中で普通にゲーム性の根幹をなすようになっているんですね。素人考えでは計算量が馬鹿にならないようにも思えますが、オブジェクト間の相互作用が近接力しかないと仮定すれば、意外と計算量は抑えられるのかも知れません。

オンラインゲームなどにも応用したりすると、なんでも自由にできるリアルな仮想世界が待っていそうです。が、そればかりにかまけていると、ゲーム性を忘れてしまいがち。そこはそこでしっかり考えないとだめですね……。

表現の手段が広がることは歓迎すべき事なので、しっかり取り込んでいったうえで、その手段で何を実現するのかをしっかり見極めていかないといけません。